【悪夢】最悪の出来事を語るスレ【修羅場】5人目
http://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/live/1419493107
私が高1で姉が高3だった時の話
姉の性格はヒステリックかつ悲観的で
ちょっとしたことでも悪い方に考えては
私に愚痴りに来て「きっと~~がそうで、~~がそうなんだ…」と
言い続けては肯定か否定かは姉の気分次第で
私が姉の欲しい答えをキッパリ返すまで「でもでもだって」を繰り返す人だった
ずっと両親も「そんな考え方は良くないよ」と言ってたけど
治る様子もなく小さい頃から依存されてた私は正直姉が煩わしかった
姉と私は高校が別で電車通学だった姉がある日
駅でボランティア活動している人達に声をかけられて誘われたと話してきた
両親も姉の為になるかもと活動に賛成した
それから姉は活動に参加したらしく
そこで心の拠り所が出来たのか
私に対する愚痴吐きが減り私は姉から解放されて精神的な自由を満喫してた
あまり興味は無かったけど
姉の変わりようをみて話だけでも聞いてみようかと思ってOKした
そしたら姉がボランティア団体について語り始めたんだけど
最初は普通のボランティアの話だったのに
「北朝鮮の人達は今でも苦しんでる」とか
「私達が大人になったら助けにいかないといけない」と言い出して怖くなった
当時の私でもニュースとかで北朝鮮が
拉致や独裁政治を行っている事くらいは聞いてたので
「やっぱり団体の話聞きに行くの止める」と発言を撤回したら姉が逆上した
そこからヒステリックなった姉は私と言い合いになり
更に逆上した姉はリビングにあった
鉄アレイを手にとったので私はとっさに両親のいる2階に逃げようとした
2階に逃げた私は騒ぎ声を聞いて様子を見に降りようとした両親と
階段の所で鉢合わせて後ろには鉄アレイを振り上げた
姉が上がってきてて慌てて父が姉の手首を掴んで鉄アレイを取り上げた
それから私はリビングに戻り
しばらくすると入り口の方で音がしたので振り返ると姉がいた
姉は酷く怒った様子だけどいつものように
声を張り上げるヒステリックさは無くて
静かな声でよく聞き取れなかったけど
「貴方達が私を激しく否定するなら、私も貴方達に対して激しく出る」
のような内容を口にしてカッターを突き出してきた
いつもと様子の違う姉に私は本気で殺されると思って
カッターを取り上げようとしたら姉が振り回して刃が左手首をかすって
数㎝切れ今度は右手首側に刃が当たって切られた
最後に防ごうとして顔の前で広げた手の平の
薬指の付け根側から人差し指の付け根側までを
横一線に切られた感触がした
その時は興奮してたのか痛みは無くて
手の平は刃の通るビリビリっとした感触だけしかしなかった
さすがに肉を切る感触が強かったのか
姉の動きが止まったので
私は力いっぱい姉を突き飛ばしたらそのまま仰向けで倒れた
姉は倒れたけどカッターは握ってたので
とっさに私は姉の右手首に置いた膝に
全体重をかけて取り押さえた所でリビングの入口に
両親の姿が見えて私は怪我で動転してたのか警察じゃなく
「救急車呼んでーっ!!」と絶叫した
そこまでは覚えてるけどそこからは気絶したらしく気付いたら病院のベットの上だった
両親も私に対して気を使ってか
姉の詳しい処遇は話さず精神科の判断のもと
リハビリ支援施設に入る事になってしばらく戻る事は無いとだけ
聞かされてからは姉の話題を私が進学で家を出るまでいっさいしなかった
家を出て十数年経った今更姉が
父伝いに私に会いたいと言ってきたので吐き出しついでに書いた
数年間は寝てる時に姉が部屋の入口に来てるような気がして
飛び起きる事が続いたし姉には二度と会いたくない
この出来事が私の修羅場
たいへんでしたね