今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 その18
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1492506922/
あるときばあちゃんが転んで怪我したらしくて
普段疎遠にしてる長男嫁(俺も俺の母も初めて見た)とかいう人がばあちゃん宅に来た
それから2人してギャーギャー騒ぐ声が聞こえて
gkbrしてたんだけど、2週間くらいで静かになったから
嫁が勝ったのかななんて思ってた
静かになってしばらくして「お騒がせしまして」と
長男嫁が菓子折り持って挨拶にきたところを
俺の母が捕まえて色々話を聞いてたんだけど、
どうもばあちゃん、耳も歯もずいぶん悪くなってたのに
金がもったいないからって放置してたらしい
音が聞こえない・うまく話せない
→周囲とコミュニケーションが取れなくてイライラ
→気性が荒くなる
という感じだったみたいで、医療関係の長男嫁が一目見てその状態に気がついて
ばあちゃん取り押さえて病院に連れて行って、
怪我の治療ついでに色々見てもらってきたんだってさ
補聴器や入れ歯でなんとかなるレベルだったのが幸いして、
普通に物静かなばあちゃんって感じになって戻ってきた
単に聞こえなかっただけだったみたいで
補聴器をつけてからは普通に挨拶もできるし、会話もできるようになった
それからも長男嫁がちょくちょくばあちゃん宅に来ては、
引きこもりがちだったばあちゃんを引きずって
集会所につれてきては、ほぼ強制的に年寄りコミュニティーにばあちゃんを放り込んでた
俺の祖父なんかは長男嫁の強引さにドン引きしてたけど、
長男嫁が持ってくるお菓子に篭絡されたらしくて
「見た目ほど怖い女じゃなさそうだぞ」とか言っててちょっと笑ったw
そのうちばあちゃんも自分から集会所に来るようになって、
気づけば誰かといる姿をよく見かけるようになった
長男嫁が来る頻度も増えて、
孫らしき大学生くらいの男がばあちゃんを車に乗せてデイケアにつれていったりしてた
ある日ついに、長男嫁がまた菓子折り持って
「同居することにしました」って挨拶しにきた
疎遠になった理由を俺の母が野次馬根性で聞いたら
「もう忘れました」って笑って流されてた
ばあちゃんの怪我から同居まで2年くらいだったと思うけど、狂犬みたいに荒れてた年寄りが
家族の助けがあれば短期間でここまで変わるんだと衝撃を受けた
長男嫁さん凄く出来た人だな…
本当になー
俺の母なんかは「きっとばあちゃん財産持ちなんだよ」ってゲスい予想を立てて
父と祖父(父方)に叱られてたけど、ぶっちゃけそうでもない限り
あの狂犬ばあちゃん相手にそこまでできないよなーとか俺も思ってしまったw
ばあちゃんにとって財産は死に金じゃなくて最大限に有効だったってことだしな
どっちにしろ長男嫁さん偉いという結論
もっと!! 番犬ガオガオ