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兄夫婦に待望の第一子誕生。兄嫁は元々体が丈夫じゃなかったので、
兄はあまり子どもはほしくなかったみたいだけど、
兄嫁がどうしてもと押し通した。
兄嫁両親は里帰り出産を断り、生まれてからも病院にくることはなかった。
無事に元気な赤子が生まれたものの兄嫁は疲れ切って3か月間床上げできず。
専業な母はもちろん、既婚共働きだけど家が近い私も
週に何度も兄宅へ通い、
買い物、掃除、洗濯、料理など、兄嫁と兄に指示されるままに
頑張ってサポートし続けた。
兄嫁は無口で無表情で何を考えているのかよくわからない人なんだけど、
要求は割とはっきり言ってくる人だったので、そこも助かった。
2ちゃんのまとめとかあらかじめ読んで勉強していたので、
とにかく「言われたこと以外の余計な手出しはせず、頼まれたことは全力で」を心がけた。
できないなりによく頑張ってたと思う。
ようやく兄嫁が起き上がれるようになったころ、
兄嫁母のみが孫を見に兄宅に来た。
私が夕飯の買い物袋を抱えて兄宅に来たとき、
兄嫁は全くの無表情で自分の息子をニコニコとあやす兄嫁母を見ていた。
兄嫁は無表情だったのに何故かその表情にぞっとした。
兄嫁母はそのままにこやかに私に挨拶してくれた。
ちなみに、兄夫婦は結婚式をしていないので、私は初対面だった。
兄嫁に夕飯の人数を増やすか訊いたら、
「あの人の分はいらない」と無表情のまま応える。
私が飯を作り終えたあたりで、いつもより大分早く兄が帰宅した。
そのとき、兄嫁が兄嫁母からひったくるようにして赤子を奪い返した。
玄関に兄を迎えに行くのに、抱いていくためだったようだ。
強引さにびっくりして唖然としていたら、
兄嫁母はにやにやしながら私に向かって言った。
「え?」
「全く、子供が生まれたくらいでこんなに大騒ぎするなんて。
周りに助けてもらわないと生活が成り立たないなんて、
本当に無能ね。無能の極みで怠け者ね。夫婦揃って怠け者、
ほんとにお似合いよ」
兄嫁母はにやにやしたまま、
「給料安いくせに仕事が長くて~」みたいなことを何か言ってた。
けど、全然頭に入らなかった。
兄嫁さんは本当に体調が悪いんですよ、とか
兄もできないなりに頑張っているし、私は好きで手伝っています、とか
言いたいことはたくさんあったけど、何を言ったらいいのかわからなくて、
どうしてそういう酷いことを言うのかわからなくて、
情けない話だけど、一瞬泣きそうになってしまった。
そのときに、「ただいま~!」って声がして
兄がニコニコしながら帰ってきた。
「あれ、お義母さんお久しぶりです。ついに初孫の顔を見にいらしたんですね
でも今日いらっしゃる予定ではなかったのでは?」
「ついでがあったので寄ったのよ」
みたいな会話をして、
兄が帰ってきたら入れ替わりのように兄嫁母は帰って行った。
兄から「何か言われた?」と聞かれたけど、何も言えるなかった。
なんとなく、兄は察したみたいだったけど。
兄嫁は産後すぐに腱鞘炎になってからあんまり赤子抱けなかったんだけど、
その日はそのあとずっと大事そうに抱いたまま兄にべったりくっついていた。
何にしろ、兄嫁母は変な人過ぎるし、失礼すぎる。
本当に大変だなぁと思った。
結局兄嫁の体調が完全に元に戻るまでは1年ちょっとかかったので、
頻度は下げつつも私も母も通い続けた。
兄にも料理を教えたので、今ではそれなりに作れるようになった。
兄嫁母はあれ以来一度も姿をあらわさない。
出産祝いも何もなかったみたいだし、
兄嫁母以外の兄嫁実家の面々は一人も結局甥っ子の顔を見ていない。
先日甥っ子が3歳になったので思い出してカキコしてみました。
良いご家庭と縁付けて良かった。
そりゃあ無表情に育つわな、って感じの毒親だわ。
毒親か、やっぱり他の人の目から見てもそうだよね。
私にもそう見えた。
よいご家庭と言ってもらえてうれしいです。
別にごく普通の中流家庭で誇れるものはないけど、
困っているなら助け合いくらいはするって感じです。
私、兄嫁さん少し苦手だったの。
産前、兄夫婦が「迷惑をかけますけどお願いします」って頼みに来たとき、
頼ってくれたことがとても嬉しくて、
「家族なんだから何でも言ってください。頑張ります」って言ったら、
兄嫁に「ふふふ、家族ねぇ」って鼻で笑われたの。
私は張り切った分、何気に大ショックで、嫁の立場の人の気持ちが知りたくて
初めて2ちゃんのまとめとか読んでみた。
(自分も嫁だけど、旦那父とは上手くいってたし、
旦那母は早くに死別してるからそういうのよくわからなかった)
「あぁ、『親戚だから』って言えばよかったのか」とか
「言われたこと以外は絶対しちゃいけないんだ」とか学べて
有意義ではあったんだけど、兄嫁は私のこと家族と思ってないっていうのは
心にひっかかりがあったの。
手伝うのは嫌じゃなかったし、頼ってもらうのは嬉しかったけど、
家族じゃないって思ってるくせに、そんなに頼るの?とか
ちょっとだけ思ってしまった。
でも、今は私たちのと関係性がどうこうというよりも、
「家族」って言葉自体が、兄嫁の中でチープというか
私の中での「家族」っていう言葉とは違う意味を持ってる言葉だったんだなと思う。
毒親は弱ってきたら、全力でのしかかってくるから
気を付けてね。
そんな優しい言葉をかけたのに
鼻で笑うなんて事されてもお手伝いするあなたがすごいわ。
これからお世話になるかもしれない相手に
そういう事が出来る兄嫁さんもある意味すごい。
私だったら、鼻で笑うくらいなら、頼ってこないでほしいって思って距離置いちゃうな~
それにしても一年ちょっとの間、お母様とあなたお二人とも大変でしたね。
お疲れ様でした。
ちなみに兄嫁さんは、お母様やあなたに
ちゃんと感謝の気持ちなんかは伝えたりしてましたか?
兄がきっと頑張ると思う!
>>553
うん、鼻で笑われたのは結構ショックだった。
私の言葉は失言だったけど、もう少し配慮してくれてもいいのにね。
でも、兄嫁が倒れて一番困るのは赤ちゃんだし、
兄嫁、つわりもひどくて元々細いのが本当に骨と皮って感じになって、
本当に辛そうだったから、手伝うことに抵抗はあんまりなかった。
超頑張ったよ!ありがとう!!
自宅&兄宅の家事の両立するために色々と家事全般すっごく手早くなったし、
私の旦那にも家事をしこめた&分担を増やしてもらったし、
兄嫁の憔悴ぶりを見た私旦那が『出産って大変なんだ!』って
わかってくれたみたいだし、いいことも沢山あったかな。
あとは我が家にコウノトリが来るのを待つだけw
兄は「いつも色々と本当にありがとう、感謝している」とか
「お前にも家庭があるのに負担を増やしてすまない」とか
割とちゃんと言ってくれてたわ。
一回だけ、『お年玉』名目で実費以外に5万円もらったし。
兄嫁は「掃除ありがとう」とか「買い物ありがとう」とか超短文だ。
言わないときも多々あり。
そういえば、「これ美味しいからまた作って」とかは言われて嬉しかったな。
母に対しても似たような感じで、
母はそういう兄嫁の態度が少し不満だったみたいで、
「孫は可愛いけど、もうあんまり手伝いたくない…」って言ってる。
(母はまだ頻繁に手伝ってます、私は母がダメなときのヘルプくらい)
そんだけ手伝いまくって五万だけって…。
奴隷乙。
ますますすごいなと思ってしまった…
一概には言えないけど
毒親餅ならば、そんな優しい言葉かけてもらって
そんなに親切にしてもらったら
もっと感謝すると思うんだけど…
反対に毒親餅ゆえにそういう感じなのかな???
どちらにしろ、鼻で笑うってのが人として有り得ないし
お世話になる立場からして有り得ない。
お母様の気持ちがよくわかる。
あなたは良い人過ぎるよ~
毒親のこと妹に根回しすべきだし、
そんだけこきつかってたらお礼もっとすべきだし、
お礼言わないなんて、嫁を叱るべきだとおもう。
甘えすぎ。
ニャンか、しあわせ ―今日をごきげんに過ごす〈禅の言葉〉
そりゃ嫁を守るのは旦那の役目だが、別家庭の母や妹へもっと思いやりをもったほうが良いよね。
家事できないタイプの男の人にはいまいちわからないのかもしれないけど。