http://nozomi.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1394670689/
当時、わたし30代目前でした。
ある日帰宅すると、わたしの友人夫婦という人が待っていると母が言いました。
誰だっけ?と思ったら、知らない人でした。自称友人は奥さんの方でした。
「いや、同級生でしたから!」とあせってましたが、本気で知らないと言ったら
父も怒り、警察を呼ぶぞと追い出そうとしましたが、自称友人は廊下で土下座して号泣。
旦那も土下座し、話だけでも聞いて欲しいと泣き落としです。
疲れてるのになんだこの人たち、と思いました。
聞いてみると確かに同級生らしいことを言います。
何年何組とか合ってるので、とりあえず母が話だけ聞いてみましょうと、
いらん助け船を出すし、俺はもう知らんと父は風呂に行ってしまったので、
じゃあここで聞きます、あ、そのままで結構ですのでと土下座夫婦に言いました。
正座した夫婦の用件は、借金の申し込みでした。
旦那さんは調理人で、独立して店を持ちたいので出資者の1人になってほしいそうです。
即、断りました。
「銀行とかで借りたらどうですか?」
「銀行は…ちょっと」
「何がちょっとですか」
「その、あんまり貸してもらえなくて。だからあなたにお願いしようと」
「銀行さんはなぜ必要なだけ貸してくれないのですか?」
「それはわかりませんが、それ以上は無理だと」
「わたしも無理です」
ここで自称友人の奥さん、
「まだ独身でしょう? 将来の投資と思って!」
「や、大病して手術二回もしてるしまだ通院してるから貯金0です。
1人で暮らしていけないので実家にいるのですが、わたしの友人ならみんな知ってますよ。」
ここで奥さんを振り向く旦那さん。奥さんは言います。
「え、だったら障害者? 年金もらってない?」
「ないですが」
うげっという顔の奥さんは舌打ちして立ち上がりました。
「つかえねー」
と小さな声が聞こえましたが、苦い顔で夫婦は帰っていきました。
「どなただったの?」
と母はのんきに聞いてきましたが、やはり思い出せませんでした。
心当たりないけどそれって詐欺じゃないの?
お金がなくても保証人にされてたらやばかったかもよ、と言われ、
やっと気がついて腰が抜けそうになりました。多分その時が修羅場です。
実はわたしは記憶力が子供のころから大変怪しく、家族とすりあわせると必ず齟齬が生じます。
特に障害はないようなのですが、よく落第しなかったものだと思います。
一番抜けてるのは母で次が父だと思うよ。
悪意に対して無防備な人間には正直同情出来ない。
詐欺にしては、下調べが適当(お金が無い事も知らない)だし、
その気にならない親子のとこに出向くのも変だね
なんだったんだろ
親が家に上げちゃうのは、うちもあるよ~。
押し買いのセールスマンを家に入れちゃって、追い出すのに苦労したよ。
誰